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日本では、若い女性の「やせすぎ」が依然として大きな健康課題となっています。
2019年時点でBMI18.5未満の女性は11.5%。この割合は先進国ではきわめて珍しく、同等の数値を示す国々の多くは発展途上国です。
欧米の先進諸国では1〜3%程度にとどまるため、日本の「若い女性の低体重の多さ」は国際的にみても特異です。
以下は年齢層ごとの低体重割合です。
20代女性の低体重は1980年代には約10%ほどでしたが、その後増加し、1990年代以降は20〜25%の高い状態が続いています。
若年期は、身体にとって重要な基盤が整う時期です。
ここで「低栄養」や「やせ」があると、将来の健康リスクが増える可能性があります。
骨量は15〜18歳で急速に増加し、20歳前後でピーク(最大骨量)を迎えます。
しかし、以下のような状態があると、この「最大骨量」が十分に形成されず、結果として将来の骨粗鬆症リスクが高まります。
無理な減量や摂食量の減少が続くと、三大栄養素だけでなく微量栄養素も不足しやすくなります。これが「低栄養」の状態です。
欠乏しやすい主な栄養素と症状は以下の通りです。
複数のビタミン・ミネラルが同時に不足し、全身に影響が出るケースも少なくありません。
低体重は「糖尿病と無縁」と思われがちですが、実際にはその逆です。
近年の研究では、やせ女性の13.3%が耐糖能異常(血糖値が正常より高い状態)を持つことが明らかになっています。
同年代の標準体重女性では1.8%とされ、約7倍の差があります。
耐糖能異常が見つかった女性では、以下のような問題が確認されています。
さらに、その異常の程度は中年の肥満者とほぼ同レベルであるという指摘もあります。
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